NPO法人格があることを明記していない
NPOは非営利団体のことを指しますが、必ずしも法人格を有しているとは限りません。法人格の取得には、定款を作成し、所轄官庁の認証が必要です。
過去には、NPOと名乗り犯罪組織の隠れ蓑として利用されていた例もありました。こうした事情もあるため、NPO法人格を取得し、そのことで周囲に信用してもらうことはとても重要です。
寄付を受けるには、それ相応の信用が必要です。法人格を取得している場合は、必ず団体概要にNPO法人と記載しましょう。
内閣府NPOホームページ
特定非営利活動促進法第72条に新たに第2項が追加され、NPO法人の信頼性向上を図って内閣府が独自のポータルサイトを展開しています。また、登録料や使用料は無料なので、最初に登録するのにおすすめのポータルサイトです。
活動内容
NPOはそれぞれ目的を持って活動しています。しかし、初めての訪問者にとっては、いったい何をやっている団体なのかがピンとこないこともあります。かっこいいキャッチフレーズや画像を散りばめるだけでなく、まずはどんな団体なのか、活動内容をわかりやすく紹介するページを設けることが必要です。
団体概要
設立の趣旨や沿革、関係する団体などを紹介するページを設けることで、その団体がどのような経緯で生まれ、今までに至るまでどのような関わりの中で活動してきたのかをより深く理解できます。団体概要は、団体の信用力向上のために必要です。
寄付依頼
どのような組織でどのような活動をしているのかが理解できたら、閲覧者は団体の活動に積極的に関わりたい、寄付をしたいと考えるかもしれません。そのために、寄付依頼のページをわかりやすい場所に設け、スムーズに寄付できる動線を確保しておきましょう。
活動実績
同じようなテーマで活動しているNPOはほかにも多くあります。その中でも自身が所属するNPOに協賛してもらうためには、どんな活動をしてきたか、過去の活動実績を伝えることが大事です。これにより、そのNPOへの信頼感が増し、応援したいと考える人が増えることでしょう。
お知らせ
継続的に活動していることを示すためには、お知らせページが必要です。立派なホームページを作っても、日々きちんと活動しているかどうかがわからなければ、実体のないものと捉えられても仕方ありません。常に情報発信を行うことで、閲覧者に継続的に興味を持ってもらえます。
FAQ
団体や活動に関するよくある問い合わせや質問を、FAQ形式で示すことも大事です。FAQを掲載するのはホームページの品質向上に役立ち、閲覧者の満足度向上にも寄与します。また、多くの人が聞きたいことをFAQにまとめておけば、自分たちの手間も省けます。
問い合わせフォーム
NPOや活動に興味を持ってくれた人が団体に問い合わせるときに、わかりやすい問い合わせフォームがなければ、その人とNPOの接点は妨害されたことに等しくなります。一目で
お問い合わせフォームの作成方法
では実際にはどのようにお問い合わせフォームを作成するのでしょうか?お問い合わせフォームの作り方は主に2つあります。プログラミング言語を使ってプログラミングコードを記述していく「コーディング」と「お問い合わせフォーム作成ツール」を利用していく方法です。
専門的な知識を要するコーディングで作成した場合と、比較的簡単にフォームを作成できるプラグインを使ったケースでは、メリットも異なってきます。
1.コーディングで作成
プログラミング作業がプログラムの設計から完了までの全般を指すのに対して、コーディングはプログラミング言語での記述を行う作業のみを指します。メリットは自らソースコードを書くため自由度が高く、思い通りのお問い合わせフォームを作れるというのがメリットです。
ただし、専門的な知識を持つ人材が自社にいない場合には、フォーム作成後の更新やメンテナンス作業も含め、外部へ発注しなくてはなりません。
2.お問い合わせフォーム作成ツールを利用
コーディングの知識を持つ人材がいなくても、お問い合わせフォームを作成できるツールやサービスを活用すれば、簡単にフォームを設置できます。自社のニーズに合う機能を備えたツールを導入すれば、業務の効率化に役立つはずです。以下でおすすめのお問い合わせフォーム作成ツールを3つ紹介します。